雲心月性...

慈愛する和歌を拙筆くずし字で紹介致します。

新古今和歌集 巻第九 離別歌 870

題知らず

別れてののちも

逢ひ見んと思へども

これをいづれ

時とかは知る

大江千里

(新古今和歌集  巻第九  離別歌  870)

 

 

【新編日本古典文学全集「新古今和歌集」(訳者・峯村文人小学館)の訳】

題知らず

大江千里

別れてからのちも、

また逢おうと思うけれど、

逢う時をいつと知るか、

いつとも知らないことだ。

 

【意訳】

題詞:「将来、また逢う時とは、いつのことなのでしょう」という題で

一首を詠みました。

 

作者:大江千里

 

離別ののち、

互いに良き折を得て

再びお目にかかることが叶うならばと

願うけれども、

その折がいつ訪れるのか、

知る由もございません。

 

 


 

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