2025-01-01から1ヶ月間の記事一覧
『竹取物語』にみるかぐや姫の美と儚さ 宗像多紀理 『竹取物語』は日本最古の物語文学とされ、その中心人物であるかぐや姫は、今なお多くの人々を魅了し続けています。彼女はその美しさと儚さ、そして謎めいた存在感を持つ月のお姫様として描かれています。…
The Waves of Clouds on Heaven’s Sea Cloud waves rise in the sea of heaven.The moon is a boat that rows till it hides in a wood of stars.(Manyoshu, Book 7, Poem 1068, by Kakinomoto no Hitomaro) This is one of my most cherished poems. The vi…
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』多紀理、推敲校正版 イチキシマヒメ イチキシマヒメ(イツキシマヒメとも)は、日本神話に登場する女神で、宗像三女神の一柱として知られています。水の神として信仰され、『古事記』では市寸島比売命、…
Timeless Wisdom of the Sengoku Samurai The samurai of Japan's Sengoku era, who lived each moment balancing on the precipice of life and death, left behind a legacy of timeless wisdom. Even in today’s complex and demanding world, their word…
松上雪 ふりつもる み雪にたへて いろかへぬ 松ぞををしき 人もかくあれ (昭和天皇御製 昭和二十一年) kokuryo-jinja.jp www.tokyo-jinjacho.or.jp 以下、東京都神社庁様、國領神社様より引用 神道知識の誘ひ 「おみくじ」 おみくじは吉凶の占いであり、その…
和歌を解読する際に、まず大切なことは、既存の枠組みをそっと脇に置き、柔らかく自由な思考を持つことです。 学生時代に暗記した文法や品詞の知識も、この時ばかりは一旦忘れてしまって構いません。むしろ、そうした知識がない方が、和歌に秘められた美しさ…
西行の詠とて、人口に膾炙せる歌、何事のおはしますかはしらねども、かたじけなさに淚こぼるゝ。は、類聚名物考に、撰集、家集、その他西行物語等にも見えず、唯人の口碑に云ひ傳へし所のみ、未だ出所を考へずといへり。されど家集本の終には、明かにこれを…
新しき年の 始めにかくしこそ 千歳をかねて 楽しきを積め (古今和歌集 巻第二十 大歌所御歌 1069) 謹んで新春のご祝詞を申し上げます へびは弁財天の使いとされています 巳年が皆様にとりまして たくさんの福をよび込む年になりますようお祈り申し上げます …