慈しみ深き和歌を、拙き筆ながら崩し字にてご紹介申し上げます。
雲心月性とは――
清らかなる心を持ち、地位や利得に執着せぬこと。
人の心や性質を、清澄なる月と浮かぶ雲に喩えた語。
日本は古来より、異国の言の葉を巧みに取り入れつつ、豊潤なる表現世界を紡ぎ上げてまいりました。されど、日本固有の大和言葉は、今や影を潜めつつございます。
美しく味わい深き「和の表現」を巧みに用いれば、これまでとは異なる趣を醸し出せましょう。
和歌とは、ただ花鳥風月を映し出すのみのものに非ず。
美しき花を詠むがごとく見せながらも、実のところは「宮廷における出来事」や「亡き人への慕情」を密やかに秘めるものなのです。
日本語の内に息づく「言霊の力」を、今一度、静かに思い巡らせてみてはいかがでしょう。
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