新古今和歌集 巻第十四 恋歌四 1307
題知らず
西行法師
あはれとて訪ふ
人のなどなかるらん
もの思ふ宿の
荻の上風
歌詠 多岐都

新編日本古典文学全集「新古今和歌集」(訳者 峯村文人 小学館)の訳
題知らず
西行法師
哀れだと同情して訪れてくれる人が、どうしてないのであろうか。
物思いをしている宿の荻の上を吹き渡る風の寂しさよ。
意訳
題詞:亡き人に捧ぐる歌
作者:西行法師(さいぎょうほうし)
ある人が世を去られたものの、その死を悼み訪う人の姿が見えません。
憐れに、また哀れにと思いながら、その人を弔い訪う者が、なぜ一人もおられぬのだろうかと嘆じます。
そう思い沈む家の庭先には、秋風に靡く荻(をぎ)の穂が、かすかに揺れております。
「をぎ(終止形:をぐ)」という語は、「をく」──すなわち、人を招き寄せ、呼び寄せるという言霊を宿しております。
荻はまるで人を呼び寄せるかのように、秋風に吹かれながら、しなやかにその穂をなびかせております。
けれども、風は草の上を通り抜けるばかりで、人の影はひとつもございません。
その光景は、誰ひとり訪う人のない家の寂しさを、まるで象徴しているかのように思われます。
解説
西行法師(1118年-1190年2月16日、享年73)は、俗名を佐藤義清(のりきよ)と申し、もと武士の家に生まれました。
長承3年(1149年)には高野山に入り、深く仏道修行に励まれました。
その詩心は、生と死、無常と孤独を清らかに詠い上げたものであり、『山家集』をはじめとする多くの作品にその精神が宿ります。
出典注記
『日本古典文学全集』脚注によれば、本歌は『山家集』恋の部に収められ、第二句「など訪ふ人の」と見えます。
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