雲心月性...

慈愛する和歌を拙筆くずし字で紹介致します。

2025-12-01から1日間の記事一覧

新古今和歌集 巻第十三 恋歌三 1231

新古今和歌集 巻第十三 恋歌三 1231 題知らず 西行法師 身を知れば人の とがとは思はぬに 恨みがほにも 濡るる袖かな 新編日本古典文学全集「新古今和歌集」(訳者・峯村文人・小学館)の訳 題知らず 西行法師 自分の身の程を知っているから、恋のかなえられな…

源氏物語 各巻冒頭文 藤袴

五十四帖梗概(三十)藤袴 ーBlue Trousersー 望みどほりに父君ともまみえ、また今後の行く末もおほかた定まりましたものの、玉鬘の悩ましき思ひはなお尽きることがございません。心の陰りをうつすような鈍色の衣をまとふのは、祖母大宮さまの喪に服しておは…

源氏物語 藤袴 八首

藤袴 八首 同じ野の 露にやつるる 藤袴 あはれはかけよ かことばかりも 夕霧 ⇒ 玉鬘 贈歌 【意訳】 あなたと同じ野の露に濡れ、しおれゆく藤袴のような私に、どうか、ほんのひとことでもお優しいお心ばせをお寄せくださいませ。 ※夕霧は玉鬘に恋心をほのめか…