『紫式部集』における恋歌と哀傷歌の表現と意義 多紀理 はじめに 『紫式部集』は、平安時代中期の女流歌人であり、『源氏物語』の作者としても名高い紫式部の和歌を集めた家集である。この家集には、恋愛に関する歌(恋歌)や、愛する人の死を悼む歌(哀傷歌…
源氏物語 桐壺巻(全九首) 【1】 かぎりとて別るる道の悲しきに いかまほしきは命なりけり(桐壺更衣) 【通釈】 命の尽きるときを迎え、いよいよこの世との別れに臨む今、その道がかくも悲しゅうございますれば、なほ生きていたい、命こそ恋しゅうござい…
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