雲心月性...

慈愛する和歌を拙筆くずし字で紹介致します。

2025-04-10から1日間の記事一覧

春麗の横浜──みなとみらいを彩る桜の小径を歩む

春麗(うらら)の横浜──みなとみらいを彩る桜の小径を歩む 日本各地から、桜の便りが次々と届く春の盛り。ここ横浜・みなとみらいにおいても、ようやく心ゆくまで桜を愛でることが叶いました。 先週末にも、すでに見応えのある花々が咲き誇っておりましたが…

古今和歌集 巻第六  冬歌 323

冬の歌とて 雪降れば冬ごもり せる草も木も 春に知られぬ 花ぞ咲きける 紀貫之 (古今和歌集 巻第六 冬歌 323) 【古今和歌集(片桐洋一著、笠間文庫)の訳】 雪が降ったので、冬ごもりして咲かないはずの草や木にも、春とはかかわりのない雪の花が咲き出した…