雲心月性...

慈愛する和歌を拙筆くずし字で紹介致します。

古事記 研究まとめ⑪「天の岩屋①」(学部生時代のレポート)

勝さびに天照大御神の営田の阿を離ち、其の溝を埋み、また其の大嘗聞こし看す殿に屎まり散らす。故然為れども、天照大御神はとがめずて告りたまはく、「屎如すは酔ひて吐き散らすとこそ我がなせの命かく為つれ。また田の阿を離ち溝を埋むは、地をあたらしとこそ我がなせの命かく為つらめ」と詔り直したまへども、なほ其の悪ぶる態止まずて転たあり。天照大御神忌服屋に坐して神御衣を織らしめたまふ時に其の服屋の頂を穿ち、天の斑馬を逆剝ぎに剝ぎて堕し入るる時に、天の服織女見驚きて梭に陰上を衝きて死ぬ。

 故是に天照大御神見畏み、天の石屋の戸を開きて刺しこもり坐す。

 

 

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次回のまとめが最後の予定です。(*◡̈)

 

 

 


 

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