奢らぬともよそを恋ふるよしも物おこし淡き光となりぬる
(古今和歌集 巻第一 13)
鎌倉時代・13世紀 絹本着色 123.6x83.0 1幅
いろは歌の都市伝説
「いろはにほへと…」で知られる「いろは歌」には、ある暗号が隠されているという。
それは、いろは歌を7文字で区切って改行して並べ、その右端を順に読むと「とかなくてしす」となる。これは「咎無くて死す」と解釈され、無実の罪に処された いろは歌の作者が遺恨を込めた暗号であると云われている。なお、これは古くは江戸時代に発見され、大正時代には議論されていたという。
この作者には諸説あるが、その一人に柿本人麻呂という説がある。それによれば、いろは歌の「の」を中心に見ると「かきのもとひとまろ」という名が浮かびあがるというものである。これは梅原猛の『水底の歌』および井沢元彦の『猿丸幻視行』で推理された説であり、詳細は本の中に書いてあるため説明は割愛する。
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