雲心月性...

慈愛する和歌を拙筆くずし字で紹介致します。

枕草子 93段

あさましきもの
刺櫛(さしぐし)すりてみがくほどに、物に突き障へて(つきさえて)折りたるここち。車のうちかへりたる。さるおほのかなる物は、所狭く(ところせく)やあらむと思ひしに、ただ夢の心地して、あさましうあへなし。
人のために恥づかしうあしきことを、つつみもなく言ひゐたる。かならず来なむと思ふ人を、夜一夜起き明し待ちて、暁がたに、いささかうち忘れて寝入りにけるに、烏のいと近く、かかと鳴くに、うち見上げたれば、昼になりにける、いみじうあさまし。
見すまじき人に、ほかへ持て行く文見せたる。無下に知らず見ぬことを、人のさし向ひて、あらがはすべくもあらず言ひたる。物うちこぼしたるここち、いとあさまし。

百人一首 62番歌

 

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