黒髪のみだれもしらずうち臥ふせばまづかきやりし人ぞ恋しき
(後拾遺和歌集 恋三 755)
和泉式部図 江戸時代 休圓筆
和泉式部全集 江戸時代 静居編纂 全十三巻(二巻欠本)
学部生の時、『万葉集』についての講義だったと思いますが、勅撰集を編むにしても全体の調和が重視されるので、業平や和泉式部のような歌の詠み方は当時珍しかった、というような事を先生が仰っていたのを思い出しました。
題詠だとしても、肉体の感覚を率直に表現したり前面に近いところまで押し出したりした恋歌は、やはり特異だったのでしょうか。
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